害虫や害獣の駆除について

触ると危険なムカデの生態と毒性

人が嫌う害虫、その生態とは?

人が嫌う害虫、その生態とは?

ムカデはその見た目に特徴があり、15~100以上にも及ぶ体節を持ち、1つの体節から1対の脚が生えています。
お尻の方にある長い脚は歩く時は使わず、相手を威嚇する時には、この脚を触覚のようにぶんぶんと動かします。これは頭を攻撃されると弱いため、どちらが頭かわからないように相手を惑わす行動です。
ちなみに、敵に襲われた場合は自分の意志で脚を切り離す事ができます。切れた脚は、数回脱皮すれば元通りになります。
ムカデにはいくつかの種類がありますが、その大半が石の下などでひっそりと生活しています。節足動物に分類され、昆虫のように脱皮をして成長していく生き物で、餌をたくさん食べて、一定期間経過すると拒食をします。そして体の色が茶色っぽくなり、薄皮をまとったようになると数時間~数日後には脱皮を開始します。
寿命は種類によって異なりますが、6~10年が一般的です。

触ると危険、その毒性は?

最大の武器は、脚が変化してできた大顎で、この大顎が鋭い牙となっており、獲物に噛みつき毒を注入します。ムカデに噛まれると非常に強い痛みがあり、種類によってその毒性は異なりますが、ほとんどの場合セロトロンやヒスタミンなどの成分が含まれており、これが激痛を伴います。
中にはより強力な毒性を持つ種類もおり、噛まれると激しい疼痛、しびれ、灼熱感、紅斑などを発症し、重症化すると潰瘍化やリンパ管炎、リンパ節炎などが起きます。また、過去に噛まれた事がある人が再び噛まれると毒に対して過敏となり、アナフィラキシーショックが起こる可能性もあります。
特に乳幼児や体調が良くない人は注意が必要で、場合によっては死に至る事もあります。
もし噛まれた場合は、応急処置としてすぐに噛まれた箇所から毒を出す事が大切で、43℃ぐらいのお湯で5分以上洗い流す、またはシャンプーや石鹸で洗い流すと効果があります。毒液吸引器などを用いるとさらに有効です。
もちろん触らない事が大前提なので、家の周囲はこまめに雑草の除去をしたり、落ち葉が溜まらないように掃除して、ムカデが住みにくい環境を作る事が大切です。
そして家への侵入を防ぐために、使わない排水口は栓をしておき、隙間がある箇所は隙間テープでガードしておきます。